『カラスの親指 by rule of CROW’s thumb』 読みました📗
友達に借りて読んでみたシリーズ⁽⁽◝( 'ω' )◜⁾⁾
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに! 最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。
↑Amazon紹介ページから引用。めっちゃ分かりやすいあらすじ。
厚さの割に読みやすくてタイトルの回収もあるよって紹介で読んでみました(*`・ω・´)
なかなか自分では手を出さない作品だったので新鮮でした!(ミステリーほぼ読まない勢です)
毎朝ちょっとずつ読んでいたのですが、最後は気になりすぎて150ページ程度を一気読みしてしまうくらい物語にハマりましたね!!
例によってネタバレはしないです。(ただ読み終わったのは先週かもっと前くらいなので記憶がちょっと薄れてます_(-ω-`_)⌒)_)
疾走感がすごかったですね。特に私が一気読みした最後の150ページくらい。
詐欺や極道ものなどは私の中で割と1まとめにしてあって「なんとなく怖くて手を出しちゃいけない領域」という感じのカテゴライズです。
だからそれを生業にしている人たちが主人公のお話とあって「え......もしかして血生臭い話になっていくのでは?」とか最初は思っていたのですが、まぁせっかく貸してもらったしという感じで読み進めました。
時々単語や言い回しで馴染みのない言葉が出てくるのは、自分が普段読まない部類の作品なので少しワクワクしますね。
こういうところで身につける人は語彙力を伸ばしていくんだろうなぁ💫
ちなみに私は「がきデカ」という単語と「by rule of thumb 理論やなんかじゃなくて、経験にもとづく方法って意味」「三和土(玄関のたたき)」
という単語を覚えましたφ(.. )メモメモ 言い回しは所々であったと思うのですが、具体的には言えないです。
過去の話や詐欺の話を読んで、世界のどこかにはこんなことも起こっているかもしれなくて、私はたまたま幸運で縁がないけれどこうした経験をした人もいっぱいいるのかなぁと考えました。
だから強く生きなきゃとも確かに思ったのですが、相変わらずネガに引っ張られ気味の私です。
強く生きます。
人を相手に何かを演技するっていう点では、詐欺師もマジシャンも俳優や女優などの芸能に関わる人たちも、みんな似ているなぁと思います。
その人になりきって相手が何を考えているのかを理解して、自分以外の何かを演じる
コミュニケーション能力にも深く通じるところがあるので興味深いなぁと思いました。
そういえば一番上のAmazon紹介ページを調べたときに見つけましたが、この作品は実写化もされているみたいですね(°0°)びっくり!
みてみたいなぁ〜絶対に面白いと思うのでワクワクしますね!!💫
よければこの作品、読んでみてくださいね!
長めではありますが巧妙な物語の構成とかに、読み終わった後の満足感がすごいですよ!
どういう生活をしていたらそういう思考を作り出せるのか謎です......自分は単純なことしか考えられないので。
読んで頂きありがとうございました〜
またね🌙
07.09.22:46