『絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか』 読みました📗
友だちから借りました。
1か月前くらいに読んだ『海の仙人』と同じ方ですね。
https://otama-zyakushi9.hatenadiary.jp/entry/2021/06/23/210111
でも今回のは文学作品というよりエッセイ(*`・ω・´)
なので他の作品より先に作者を知るという珍しい形になりました。
私は文学は文学で、気に入ったら他の作品を読んだりすることが多いですが、その方のエッセイを読むことは少ない印象です。
すごく好きな方なら抵抗なく読むのですが、作品を通して知っていくのが、自分の中の暗黙のルールみたいな感じでした。
あらすじが結構面白いんですよ〜
真冬に冷やし中華に挑戦して惨敗し、締切と格闘しながら、満腹になれる丼を五連発で作る。さらにはあまり食べないエスニック料理の食材を集めて悪戦苦闘、そしてオリジナルの豚キムチに舌鼓を打つ。群馬県高崎市在住、一人暮らしの著者による試作に試作を重ねた毎日。時に切なく時に笑える傑作料理エッセイ。
というかタイトルも攻めてますよね。笑
『海の仙人』を書いた方という印象が良い意味でブレるワクワクする本でした!
自分で作ってみようかな〜と思う料理はそんなになかったです。斬新だったり、使わない調味料だったり、自分の好みじゃなかったり。
自分はお米大好きマンで、ご飯を食べる時にお酒を全く飲まないのでそうした違いは大きいかもです。
酒のつまみとか作らないので......(´-`)
住んでいる群馬の話や食材の話が所々出てきたのも面白かったです*\(^o^)/*
群馬の野菜を買いに行く、地元の食材で料理する などの描写が多々あるので「いいなぁー( ˘ω˘ )」と思いつつ読んでました。
あと何より面白いと思ってたのが、毎回3,4ページのエッセイにその料理や何かしらの挿絵がどーんと毎回入っていること。
筆と墨汁で描いた味のある絵は、なんとも言えず独特で個性的。好きです⁽⁽◝( 'ω' )◜⁾⁾
絲山さんの思考や個性がたくさん詰まっているこの作品、結構好みでした*\(^o^)/*
文章も砕けていて読みやすいし、こちらに語りかけてきている感じがすごく親しみやすいです🌸
文字の情報だけで食べたい・ワクワクさせることのできるエッセイってステキですね💫
私もいつか書けたらいいな〜
料理の腕をもう少し上げなきゃ(「ー̀дー́ )「
今はお腹いっぱいですが、お腹空いているときに読むのはオススメしません( ˘ω˘ )
読んで頂きありがとうございました〜
またね🌙
07.29.23:45