とくもちの解剖日誌

何気ない日常から自己分析したり、発信したりします٩( 'ω' )و

精神系の病院を受診した話

ずっと前のことです。記憶違いやうろ覚えな部分は多いと思うので、話半分くらいで見てください。(プライバシーの問題でもあるので、多少脚色している部分もあります。)

 

一昨年の秋 留学先でめちゃくちゃお世話になった人と「日本の病院を受診する」という約束みたいなことをしていたので、行かなきゃという使命感で動いていました。

通うことになるんだったら、なるべく近場で行きやすい場所

とは言え受診先の先生や病院?クリニックなどとの相性はめちゃくちゃ大切だと思うので、クチコミが良いところにしよう

などなど。条件を挙げていき優先順位も付けて、どこにしようか割と悩みました。

 

実際行ってみたその場所にいた周りの人で、受診している人は全然何も問題がないように見えました。

私も外出をしていたということもあり、そこまで精神状態が悪くなっていたわけじゃなかったので、多少ヘラヘラしてました。

問診票には睡眠欲・家庭環境・仕事のこと・食欲などなど色々なことが記載されていて、

私はその当時の状況を伝えるために正直に答えました。

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↑(特に関係のない画像)昔の私の友だち。私が悪くしてしまったけど......

 

問診票を書きおわり、受診を待ちます。

「とくもちさん、お部屋にどうぞー」

 

先生は妙に声の高い男性で、早口でした。私の話は聞いてくれましたが、自分が「どれくらい精神的にヤバい状態なのか」伝えきれませんでした。

自分ではずーっと前から「自分はうつ病だろう、それか双極性障害躁うつ病)だろうな」と思ってました。

それは自分で自分の症状をハッキリさせたくて、インターネットで(元気が特にない時に)無料診断的なアレで調べて元気を無くしてた経験をもっていたからでした。

ただ問診票に的外れなこと(当時も無職だったから、それの不安的な話)をつらつら文章として残していたこともあり

大学時代にしていたことややりたかったことなどと、今やっていることへのズレを指摘されたり、

結果的に就職がちゃんとできていないから不安なのでは?という話に落ち着きました。

 

全くそんなことはなかったんですけど(ヾノ・ω・`)

先生が悪かったとか自分が悪かったとか、そのやりとり中や後に考えていたことはそんなことではなく。

「ああ、誰も私のことなんて真に理解してくれないんだ」

という静かな諦めと深い絶望感でした。

 

終わってみて先生を責める声も自分の中から聴こえました。

「あの先生がいけないんだ、もっと私の問題は違うところにあったのに」とか。

でも、なんだかその諦めとか絶望感が思ったより大きくて、他に違うところを受診しようとか一切考えられなかったんですよね。

プロだから、専門家だから

だから私のことを分かってくれる、とかそういった考えは的外れでした。

もっと自分のことを知りたい・分かりたいという考えで、ガス抜き的なことをするのは家族や仲の良い友だちの方が適任だったと思います。

実際当時に思ったのは「それだったら、家族とかに客観的に考えてもらって症状を特定する方が信頼性は高いのでは」ということでした。笑

結局そんなことはやってないんですけどね。

 

 

そうして「おそらく自分はうつ病周りのなんかしらの病気だろう」という思いだけを抱えて今まで生き延びてきました。

今は結構治ってきた(はず)ので当時との生活リズムや考えていることは大分違いますが、もし今そうした病院などに受診するなら、きっと前より上手く伝えられるはずだと思います。

 

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↑どこかの桜。

 

なんだろうな〜、この記事で伝えたいこと。

病院や人との相性とかめちゃくちゃ大事だと思います。

「私は私」であって「うつ病かもしれない私」も私の一部です。

名前がついてそれの対処法や改善に向けての対策を練ることもできますが、別に名前や肩書きがなくてもできることはたくさんあります。

 

それっぽい本を読んで「ああ私と似ているなぁ、この人はこうしているのかφ(.. )ふむふむ」と考えたり

時には真似をしてみて、合う合わないを見極められるのは自分だけです。

先生や専門家だって結局のところ他人です。自分と合う合わない多種多様な人間いると思います。

合わないなーって感じる人の意見を、プロだからって鵜呑みにして、傷ついたり悩んだりする時間は必要なのかな?と思います。

私は独学で自分で自分を「きっとこうだろう」としました。それは公表してません。(このブログではしてるけど)

回復に向けての努力も自分なりに考えてやりました。他の人や専門家からしたら合ってない・荒療治とかあるかもですが、自分がそれで良かったと思っているので何も後悔してません。

 

唯一行ったあの場所であの先生と話していたことは、無駄にはなってません。

無駄にしなかったのは私です。こうして記事にもできました⁽⁽◝( 'ω' )◜⁾⁾

あの時「私のことを1番理解して、変えることができるのは私だ」と気付いていなかったら

今こうしてブログは書いていないかもしれませんね。わからんけど。

 

 

自分のために、自分の好きな人生をこれからも歩いていきます🚶‍♀️

読んでくださってありがとうございました。

またね🌙

 

04.16.13:48