とくもちの解剖日誌

何気ない日常から自己分析したり、発信したりします٩( 'ω' )و

「優しい音楽」読みました📗

図書館で借りて読んでみました〜

 

たまたま手に取った作品です。この方の本を読んでみようかなって、著者の作品のタイトルをいくつか眺めていて思ったのです。

今度は違う作品を読みたいな〜って考えてます。

思いがけず短編集だったので、始めて瀬尾さんの作品に触れられて、作風が結構好みでした!

 

優しい音楽 タイムラグ がらくた効果

どれも設定が一風変わっていて、そこから引き込まれた感じがありますね(*`・ω・´)

 

幸せになってほしいなって祈りの気持ちが芽生えます。

物語の進む方向を一緒に見ていると、自然とそういう気持ちが湧き上がるというか。

3作品ともに共通してその感覚になりました。

 

私が一番印象に残って好きだった作品は、タイムラグでした。

不倫相手の子どもを一日預かることになってしまった深雪さんの1日のお話。

↑佐菜ちゃん は大人しく、礼儀正しい子どもっぽくない子ですが、突拍子もない発想や行動に子供らしさが垣間見れます。

深雪さんの圧力鍋で蒸したさつまいもを一緒に食べるシーンがとても好きでした!美味しそう!!🍠

あとささやかな豪遊をするシーンも好きでした。

日常のささやかさを描くのが上手だと思います。本を読んでて爽やかさを感じられますね(๑¯ω¯๑)

 

優しい音楽は、最後の演奏をするシーンがやっぱり好きでしたね。あとはわらび餅を食べて作るところもタイムリーで印象に残りました。

がらくた効果はひたすらに設定が好きでした。紳士なおじさんが急に同居するという現実離れした感じが面白かったです(๑•̀ㅁ•́๑)✧

ちょっと非日常の正月 楽しそうだなって思いました🎍

 

 

面白かったので、他の作品も読んでみたいと思います₍₍ ◝('ω'◝) ⁾⁾ ₍₍ (◟'ω')◟ ⁾⁾

またいい著者を見つけてしまった......!!

と思う一方で、その魅力をこうして本を読んだことない第三者に伝わるように書くことの難しさに直面してます。

自分では良さがわかっているけれど、それをうまく言語化できないもどかしさというか......

精進します。

 

読んでいただきありがとうございました!

またね🌙

08.18.12:20