「ぼくのお父さん」 読みました📗
先週の日曜日が父の日だったので、その日に合わせてこの記事をあげようと思っていたのですが(矢部さんのピカピカの新刊でしたし。)
ちょっと元気がなかったのと自分のお父さんに宛てた記事にしようと思って予定を変更しました。↓父の日
https://otama-zyakushi9.hatenadiary.jp/entry/2021/06/20/213328
今日は「ぼくのお父さん」を読んだ感想記事を書きます(*`・ω・´)
この本の存在を知ったのは昨日の記事にある初作品「大家さんと僕」を読んで、そこから今の矢部さんを知りたくなったので。
https://otama-zyakushi9.hatenadiary.jp/entry/2021/06/26/203050
そうしたら新しく本が出ていると知り、しかも父の日に合わせるように発売されるお父さんのことを書いた作品!!(°0°)読むしか!
と、なり迷わず買ってしまいました。
ネタバレはしないですよ〜⁽⁽◝( 'ω' )◜⁾⁾
お父さんを等身大で描いたような作品。すごく素敵でした。
過度な美化も卑下もされていなくて、矢部さんももちろんそのままで。
めちゃくちゃほっこりします。ささやかで暖かくて、理想的な家族像だなぁって思いました。
今や自分が子どもの頃とは違う時代での出来事が所々描かれているので、それも新鮮な気持ちで読めましたね(๑¯ω¯๑)
個人的に好きだったのはつくしの話。
私も小さい頃に保育園の近くに生えているつくしを、みんなでとりに行ってそれを調理してもらって食べるという経験をしたので、つくしはそれ以来お気に入りの植物です。私の場合は家族ではなく保育園のクラスのみんなでだったので、家族での思い出はないのですが......
つくし食べたいなぁ。懐かしいことを思い出しました☺️
あと母が私が「これ美味しい〜!!」と喜ぶと高頻度で作ってくれるので「え、また......??(´-`)確かに美味しいけども」みたいなのも、家族あるあるで笑いました。
お母さんの話、近所のおばあちゃんの話、お姉ちゃんの話など
矢部少年から見た身近なさまざまな人たちのことも描かれています。
おばあちゃんが私は印象的でしたね〜。近所付き合いも少なかったので、隣やすぐ近くの家に住んでいる同い年くらいの子たちとは遊んだり関わりが深かったのですが、おばあちゃんやおじいちゃんなどと日常的に関わることはほぼなかったです。
近くにお気に入りの駄菓子屋もあったけど、おばさんかおばあちゃんかもわからないくらいには意識していなかったですし......
もっと積極的に違う世代の人たちと関われてたらよかったなぁと思います_(-ω-`_)⌒)_(両親の祖父母も近くには住んでいませんでした。)
予想もつかない趣味を始めたり、出来事が起こったりするのも読んでいて興味深かったです。
これは読んでみて「おぉ(°0°)」って驚いてほしいので詳しくは書きません。
遊んだ思い出の中にお父さんが混じっているところがありました。それも奇想天外で面白いな〜と思いました。
私は父や家族と一緒にゲームをしたりすることは多かったですが、友達とお父さんの組み合わせで、しかも時間のかかる遊びはあんまりしなかったので印象的でしたね。
矢部少年が生まれるエピソードもあったりして、それを記録として残していたご両親がすごい!と思いました。
それを振り返れるように残すのも結構大変ですよね。私の家にもあるのかな......?アルバムは何回かみたことあるんですが。
この本を読んで、当たり前のことがとても尊くキレイに思えました。
お父さんやお母さんの存在や、周りの人など振り返ったら思い出せることも今の日常を生きているとどうにも忘れがちで。
たくさんの人との関わりや支えがあって今の自分がいることは分かっていても、根本的にはまだ理解ができていないのかもしれないですね。
失って初めて気付く とよく言いますが、もしかしたら私は典型的なそのタイプかもしれないです(´-`)
今度直接会ったら感謝の気持ちを少しでも伝えられたらいいなと思う今日この頃です。
そんな気持ちに気付かせてくれたのは、この作品でした。
読めてよかったです。ありがとうございました。
読んでくださってありがとうございます。
またね🌙
06.27.20:47